第10回抗酸菌部会
日米医学協力計画抗酸菌症部会
合同会議 2026
琉球大学 研究者交流施設・50周年記念館
日時:2026年 10月30日(金)13:00 ~ 11月1日(日)15:00(予定)
会場:琉球大学研究者交流施設・50周年記念館
大会長:梅村 正幸(琉球大学 熱帯生物圏研究センター・准教授)
招聘講演
教育講演 講師:𠮷田 志緒美 先生
(公益財団法人結核予防会結核研究所抗酸菌部・主任研究員)
教育講演 講師:金城 武士 先生
(琉球大学大学院医学研究科微生物学講座・教授)
特別講演 講師:尾上 弘晃 先生
(慶應義塾大学理工学部機械工学科・教授)
第10回抗酸菌研究会・日米医学協力計画抗酸菌症部会 合同会議の開催にあたって
このたび、「第10回抗酸菌研究会・日米医学協力計画抗酸菌症部会 合同会議」を2026年10月30日から11月1日までの3日間、沖縄・琉球大学にて開催する運びとなりました。
抗酸菌研究会は2016年の設立以来、抗酸菌症に関する基礎研究と臨床研究の融合、そして次代を担う研究者の育成を目指し、歩みを重ねてまいりました。毎年、多くの研究者・医療従事者が一堂に会し、最新の研究成果を共有するとともに、分野や世代の垣根を越えた活発な議論と交流が生まれてきました。本年は、その節目となる創立10周年を迎えます。
結核をはじめとする抗酸菌症は、今日なお世界の人々の生命と健康を脅かし続けています。薬剤耐性結核、非結核性抗酸菌症など、私たちが向き合うべき課題はますます複雑化しています。一方で、免疫学、微生物学、ゲノム科学、化学療法、感染症診療など、さまざまな領域における研究の進展は、これまで見えなかった感染症の姿を明らかにし、新たな診断・治療・予防戦略への道を切り拓きつつあります。
こうした時代において、抗酸菌研究のさらなる発展に必要なのは、個々の研究成果だけではありません。異なる専門性を持つ研究者が出会い、互いの知見を交差させ、そこから新たな発想と共同研究を生み出していくことです。そして、そのつながりを次世代へ受け継いでいくことが、これからの抗酸菌研究を支える大きな力になると考えています。
10周年を迎える本合同会議は、これまでの歩みを振り返るだけの場ではありません。これまで培われてきた研究の蓄積を礎として、次の10年に向けた新たな研究の可能性を探り、国内外の研究者が未来を共有する場にしたいと考えています。基礎から臨床へ、国内から世界へ、そして現在から未来へ、研究者同士のつながりをさらに深め、抗酸菌研究の新たな潮流を生み出す機会となることを願っています。今回の開催地である沖縄は、日本の南西端に位置し、アジア・太平洋地域との歴史的・地理的なつながりを有する地です。この地から、国境を越えた研究交流と新たな連携が生まれ、抗酸菌症研究の未来へとつながっていくことを期待しています。
研究の原点は、「なぜなのか?」という問いにあります。そして、その問いを追い続ける研究者同士の出会いから、新しい科学が生まれます。本合同会議が、最新の知見を共有する場にとどまらず、新たな問い、新たな出会い、新たな共同研究を生み出す場となることを心より願っております。
「10年の歩みを、次の10年へ」
抗酸菌研究の未来をともに切り拓く3日間となることを願い、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
大会長 梅村 正幸
琉球大学熱帯生物圏研究センター