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Objectives:

  1. 抗酸菌症および関連疾患の(科学的)な解決

  2. 疾病対策ブレークスルーを生む為の、トップサイエンスの遂行

  3. 関連研究者の研鑽・レベルアップ、人材育成

HPの開設にあたって

米国、日本、アジアの研究者間の距離を縮め、有益な結びつきをencourageし、抗酸菌と抗酸菌症の理解、ひいては抗酸菌症の制御を効率化することを目的として、本HPを開設いたします。

本HPには、下記のコンテンツを用意しています。

  • 研究助成情報

  • 抗酸菌および抗酸菌症の研究者や研究室の情報

  • 抗酸菌症関連の研究費の公募情報

  • 研究成果の情報発信サイト(プレスリリース)

  • 共同研究の提案や研究に関する相談窓口(専用のメールアドレスを取得予定)

  • 抗酸菌症についての情報

  • 部会、学会、研究会の案内

日米医学協力計画・抗酸菌症専門部会が本HPを運用しますが、基礎研究者から臨床家、一般の方から行政の方を含め、基本的にどなたでも利用し、情報交換や情報発信することができます。

本HPが、研究者間の交流を促進し、抗酸菌症の理解とコントロールの一助となれば幸いです。

2024年1月吉日

Sabine Ehrt, US Side Chair

Sohkichi Matsumoto, Japan side Chair

抗酸菌症部会について

「抗酸菌症部会」は1965年の発足以来、抗酸菌感染症である「結核」と「ハンセン病」各々の部会が独立していましたが、1996年に「結核・ハンセン病部会」に統合され、さらに50周年の2015年を機に、非結核性抗酸菌症の問題が表面化してきたこともあって、「抗酸菌症部会」と改名して今日に至っています。

「抗酸菌症部会」は、2013年以降には、隔年開催の汎太平洋新興感染症国際会議(EID, International Conference on Emerging Infectious Diseases in the Pacific Rim)の場や、EID国際会議のない年には、部会独自にU.S.-Japan Cooperative Medical Science Program, Mycobacteria Panel Meeting (日米合同部会)を開催するなどして交流を続け、研究振興と疾病対策に貢献して参りました。日米医学協力計画は、2025年には、還暦を迎えます。

一方で別項に紹介するように、いまだに結核菌は最も人命を奪っている病原体であり、非結核性抗酸菌症は難治性で難病の様相を呈しています。ハンセン病も地域によっては著しく人のQOLを低下させています。このような現状のなか「抗酸菌症部会」はこれからも、研究交流や人材育成、疾病対策のブレークスルーを生むためのトップサイエンスの遂行など、大きな役割が期待されています。